海外旅行に初めて行くけどなにから準備をはじめたらいいか分からなくて困っている!そんな方に向けて海外旅行に向けた準備を細かく説明します。
下記の記事では、海外旅行に必ず必要な必需品について紹介しています。こちらも是非参考にしてください^^


パスポートの準備

海外旅行をする場合はまず、パスポートの取得が必要です。
各都道府県にはパスポートの申し込みができる旅券センターが設置されていますので、お住まい近くの旅券センターの場所調べてみてください。
一部限られた地域のみですが、最近ではオンラインでの申請が可能になっています。オンライン申請を希望される方はまず、下記デジタル庁が出しているマイナポータルページからオンライン申請可能地域を確認してみてください。
航空券の申し込みの際にもパスポートの旅券NOが必要な場合が多いため、海外旅行を検討している方は早めにパスポートを取得しましょう。
取得にかかる費用
パスポートを申請するために必要な費用についてです。
こちらはパスポート申請後、受け取りの際に支払います。
- 5年用:11000円(12歳未満6000円)
- 10年用:16000円
上記の通り、10年パスポートの方がお得なため、今後頻繁に海外旅行へ行くことを検討されている方は10年用で申し込んでおくことをおすすめします。
取得に必要な申請書類
続いては旅券センターでパスポートを取得する際、必要な書類についてです。
- 一般旅券発給申請書 ※旅券センターを訪問すると窓口でもらうことができます
- 戸籍謄本または戸籍妙本
- 住民票の写し
- パスポート用の顔写真 ※縦45mm✕横35mm
- 身分証明書 ※運転免許証またはマイナンバーカードがあれば1点で問題ありません。
- パスポートの更新・期限切れによる再取得の方のみ現在所持しているパスポート
注意すべきは申請当日にパスポートを持って帰ることはできないということ。申請後、大体約1週間ほどで受け取りが可能になります。
特に、旅行のハイシーズン前は旅券センターも混み合いますので余裕を持って申請する必要があります。
また、旅行中はパスポートの盗難・紛失がないように注意を払うことに加えて、万が一に備えてパスポートのコピーをとっておくことをおすすめします。
パスポートの申請はスケジュールに余裕を持って!
海外旅行保険に申し込む

海外旅行中は慣れない環境のため体調を崩したり、トラブルに見舞われてしまったりすることもしばしば・・・
しかし怪我や病気で病院に行くと、保険が効かないため、高額な医療費を請求される場合もあります。そんな万が一のために海外旅行保険には必ず加入しましょう。
医療費補償の他、携行品の損害や賠償責任、飛行機の遅延や欠航によって発生した金額を一定額補償してくれる保険や、ロストバゲージの際に補償がでる保険など、海外保険の種類は多岐に渡りますので、自分に合った保険に加入しましょう。
お持ちのクレジットカードによっては、海外旅行保険が付帯してくるカードもありますので条件を今一度確認することが必要です。また、クレジットカードの保険のみでは補償範囲が少なかったり、補償金額が少ない場合もありますので、条件によっては別途海外旅行保険への加入が必要です。
最近の海外旅行保険はオンラインで加入することができるものがほとんどですし、空港にもカウンターがあるところも多いです。不安な方は空港のカウンターで訪ねて見ると良いでしょう。
海外での医療費は高額に、必ず海外旅行保険に加入しましょう
ネット通信手段を検討する

地図で目的地までのルートを調べたり、分からない文章を翻訳したりと、海外でのスマホ使用は必要不可欠です。
ただし海外でスマホやパソコンをそのまま利用すると、定額サービスの対象外になり高額請求が発生することがあるため要注意。
現地のカフェやレストランにあるフリーWi-Fiを使用するという方もいますが、セキュリティ対策が甘いものもあるため安易に使用するのには注意が必要です。
そこで、安心してネットの海外利用ができる方法がいくつか紹介します。
1.レンタルWi-Fi

1つ目は、Wi-Fiルーターをレンタルする方法です。
ルーターを持ち歩く必要はありますが、スマホの他にパソコンやタブレットも使用したいという方に特におすすめです。
ほとんどの会社がオンラインでの事前予約が可能で、事前予約をして当日空港のカウンターでレンタル、帰りは空港のカウンターで返却するというのが一番簡単な方法です。
海外でWi-Fiを利用する際には、必ずスマホの設定でモバイルデータ通信を「オフ」、「機内モード」に設定することで、高額な請求を防ぐことができます。
私が海外出張の際いつも利用するのは「GLOBAL Wi-Fi」です。お値段もリーズナブルで、通信スピードも早く不便を感じることがないのでいつも助かっています。
気になる方は是非下記から詳細をチェックしてみてください。

2.海外SIM

2つ目は海外用のSIMを購入、スマホに挿入して利用する方法です。
利用にはスマホのSIMロックを解除することが必須です。Wi-Fiをレンタルするより安価で利用できることが多いです。
購入は現地の空港等でも可能ですが、販売店があれば日本の空港で購入していくことも可能です。
初期設定が不安な方は日本で購入していくことをおすすめします。海外SIMはプリペイド式のものが多いため、足りなくなった場合には海外でデータ通信量を追加購入することも可能です。
3.eSIM

最近では、SIMの差し替えが不要な「eSIM」というものも急速に普及してきています。
「eSIM」とは、対応スマホであれば、オンライン上で通信キャリアを変更したり海外のデータ通信利用ができるというもの。ルーターを持ち歩く必要がなく、SIMのような差し変えの手間がないため非常に便利です。
また、Wi-Fiを利用するよりも安く済む場合が多いのもメリットです。まずはお持ちのスマホが「eSIM」対応かどうかを調べてみましょう。
最近は海外放題のプランがあるキャリアも増えてきているので、契約しているキャリアの海外利用条件についても調べてみると良いでしょう。
私は最近、海外データ通信が追加料金不要で利用できる「ahamo」にキャリア変更しました。(対象エリアの制限あり)頻繁に海外に行かれている方は是非この機会にキャリア変更も検討してみてください。

自分に合った通信手段を検討して準備しましょう
クレジットカードを作る

訪れる国によっては、クレジットカードが主流な国もあるため、カードをお持ちでない方は海外旅行までに作ることをおすすめします。
お店によっては使えないカード会社があったりするため、異なるカード会社のカードを2枚以上所持しておくとより便利です。
私は海外旅行の際、楽天プレミアムカードを利用しています。理由は、海外旅行の傷害保険が付帯しており、プライオリティ・パスで空港ラウンジの利用もできて海外旅行向きのカードだと思うから。(※ラウンジ利用回数の制限あり)
プライオリティ・パスは別途申し込みが必要ですが、楽天プレミアムカード保持者であれば誰でも作成することが可能です。
クレジットカードを海外で持ち歩くのは不安という方にはプリペイドカードがオススメ。また、長期で旅行に行かれる方は、海外のATMで現地通貨を引き出せるデビットカードの作成も検討されると良いでしょう。
海外には最低2枚以上のクレジットカードを持ってくとより安心
現地の通貨に換金する

日本ではチップ文化はありませんが、訪れる旅行先によってはチップの習慣がある国もあるため、現金を準備しておきましょう。
チップ以外にも市場や露店に行く場合には、カードが使えない場合も多いため、ある程度の現金は持って行くことをおすすめします。
私の場合は換金した現地通貨は少しだけ用意しておき、状況に応じて現地で換金できるように日本円を持っておくようにしています。
チップ文化がある国に行く場合は小銭を多めに準備しましょう
まとめ
今回は初めて海外旅行に行かれる方向けに海外旅行に行く際に必要になる基礎的な準備を紹介させていただきました。参考になれば幸いです。
また、下記記事では、海外旅行に持って行くと便利なアイテムについて紹介しています。こちらも興味がある方は是非ご覧下さい。

最後まで読んでくださりありがとうございました^^